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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

能役者、高橋亘さん

宝生流の高橋亘さんからコメントをいただきました。
いやあ、こうして公開しているのでプロの方が読むことも十分あり得るのですが、何分素人の戯言的な部分もあり、プロの方からみれば
「なに書いてんだか・・・」
と思われることも少なくないかなあ、と想像しています。
そんな中、コメントまでいただいてしまうと恐縮(しかも「デカい」なんて書いちまったし)でありますが、何分素人の道楽ですので、ご容赦のほど。


さてそのコメントの中で、高橋さんのお祖父さまにあたる、人間国宝、故高橋進さんが「能楽師なんて嫌な呼び名だね。能役者だよ。お客様に気に入られる役者にならなきゃ。」とおっしゃっておられたという話。さすがだなあ・・・と思うことしきりです。


高橋進さん(一端は「進師」と書いたのですが、上記の趣旨から「さん」に直しました)は、晩年の舞台を拝見したことがありますが、まさに宝生らしい素晴らしい芸の持ち主だったと記憶しております。
宗家も故英雄師の頃で、近藤乾三さんともども宝生の重鎮としてご活躍でした。


調子に乗って言わせて頂くと、能楽の場合、観客はかつては何らかの形で謡や仕舞の稽古を受けている素人がほとんどで、まさに「先生の芸を拝見する」的な形が多かったのではないかと思うのですが、昨今、そういう関係を離れた純粋な「観客」が増えてきているように思います。
私も、そんな訳であえて稽古するという関係を作らずに、現在のところは一観客に徹しています。
流儀も、シテの有名、無名、年齢にもこだわらず、気が向いた会を気が向いたように観ていますが、こんな見方をするようになってから、なんだか能楽が本当に面白くなってきたような気がしています。


さて高橋亘さん、来年は竹生島に来殿(他流では雷電)、忠信を演じられるとか。
これはなかなか楽しみであります。
一層のご活躍をお祈りしています。

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