FC2ブログ

能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

見所・・・このブログのスタンス(つづきの2)

私は若い頃・・・学生時代にいわゆる能楽研究会で観世流の稽古をしていました。当然のように観能も観世流、しかも先生の会が中心でした。
そして同じ観世流ということもあって、お世話になったのが銕仙会。



銕仙会は能楽の普及活動に熱心に取り組んでおられて、格安の学生券を斡旋していました。当時は月一度の銕仙会を観るために、様々な大学の学生たちが水道橋能楽堂に集まっていたものです。



けれども私自身は個人的に他流にも興味があって、あまり数多くではありませんが、密かに宝生や金春の能を観に行っていました。



その後、卒業して田舎に戻ってしまうと、観能に出かける機会もめっきり少なくなってしまい「特別の機会があれば観る」という状態が長く続いていました。
そんな状態が大きく変わったきっかけは、平成15年の秋に思い立って金春会を観に行ったことです。この時「ああ自分は本当に能楽を観るのが好きなんだなぁ」とつくづく実感しました。



それ以来、月一度程度ですが、定期的に能を観るようにしています。
そしてきっかけが金春会であったように、流儀にとらわれず、観たいものを観ることにしています。要するに一観客に徹することにしたわけです。



「観客なんだから当たり前じゃないか」と言われそうですが、どこか意識の中に、昔稽古していた頃の感覚が残っていたように思います。それがクルっと変わってしまった。
そうした目で見ると、萬斎ファンの方たちがとても好ましく感じられます。



別にシテ方五流を均等に観るということにこだわっているわけでもありませんが、極力いろんな方のいろんな演技を観てみたい、と今は思っています。
そんなわけで、観能記も様々な流儀の能が出てきますが、私の見所としてのスタンスということで、ご理解いただければと思います。

スポンサーサイト



 | HOME | 

カレンダー

« | 2006-03 | »
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

月ごとに

カテゴリー

カウンター


最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィールなど

ZAGZAG

頑張らない、をモットーに淡々と行こうと思っています。