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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

仕舞

能の会で割合ポピュラーな形は、能二番と狂言一番といったところでしょうか。
これだとあまり長時間にもならず、各曲それぞれに雰囲気の違いも楽しめるプログラムかと思います。



ところで、この形や、あるいは能一番と狂言一番といった形の会の場合、ほかに仕舞が数番入ることも少なくありません。



仕舞というのは一曲の能のハイライト、謡をバックに舞や所作のある部分を見せるということで、クセやキリ、段物、道行などの部分が演じられます。
特にクセの部分は長さも手頃だし、もともと別の芸能だった曲舞が取り入れられた部分で、それなりの完結性もあるので良く演じられますが、クセの話はまた別の項目で・・・



さて仕舞は紋付・袴で舞われ、囃子も入りません。地謡も3、4名とシンプルな構成ですが、それだけにシテの技量があからさまに出てしまうような気がします。
素人として稽古をする場合は、謡と仕舞から入りますが、実はシンプルな分だけ本当に「見せる」仕舞を舞うのは難しいように思います。



仕舞を見て「うまいなあ」と思ったり、感動を覚えたりすることは、正直のところあまり多くありません。それだけに仕舞で「おおっ!」と思った方は、その後、能を観てもまずハズれませんね。



ちなみに仕舞を舞うときの紋付・袴は、地謡などよりも少しだけ派手な物を着けるようで・・・素人ではそんな何着も用意できませんが、そこはそれプロは、同じ会で地謡もされる場合、ちゃんと着替えをされることが多いようですね。



いつぞやの会で、能が始まったのに地謡が四人。なんだあ???と思っていたら、直前に仕舞を舞われた某先生が地頭で、紋付袴を取り替えていたらしく、ワキの名乗りが終わったところで後列四人の地謡が登場したというのがありました。

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