FC2ブログ

能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

初めての能楽鑑賞(つづき)・・・狂言をめぐって

能楽の準備は良いとして、狂言の準備はどうなんだ?



これは基本的に準備不要、と思っています。狂言は「言」の文字が示すとおり、言葉による劇です。そして口語の方は、室町から現代に至るまで、全く聞き取れない程大きくは変化していないからです。
例えば「この辺りの者でござる」とか「これは羽黒山より出でたる山伏です」といった名乗りは、わざわざ解説をしなくても十分意味が理解できると思います。
確かに発音が違うもの、例えば「今日は清水に参ろうと存ずる」は「こんにったきよみずに・・・」と発音しますから、初めての時はとまどうかも知れませんが、わざわざ前もって解説書など読まなくとも、とりあえずは楽しめると思います。



むしろ、室町時代から数百年を越してきた曲がほとんどなのに、その笑いの現代に共通するところに驚くのではないか、と思います。



ただし以前にも書きましたが、連歌など、現代人がたしなまないものをベースに置いた狂言は、分からなくともあきらめるしかない・・・と思っています。本物が理解できなければパロディは成り立ちませんものね。
それと、何曲かですが、全く笑いの要素の無い狂言もあります。鶏猫(けいみょう)や類曲の牛盗人、箕被(みかずき)などですが、後世の人情話的なもの。私は実際には箕被しか観たことがありませんが、狂言イコール笑いを想像していると、肩すかしを食ったような感じがするかも知れません。



狂言の台本に相当するものは、残念ながらネット上では公開されていません。古典文学全集などには何種類か収録されていますので、もしどうしても前もって目を通しておきたければ、図書館などを利用する手があるかもしれません。

スポンサーサイト



 | HOME | 

カレンダー

« | 2006-05 | »
S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

月ごとに

カテゴリー

カウンター


最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィールなど

ZAGZAG

頑張らない、をモットーに淡々と行こうと思っています。