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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

扇の話

箸から刀まで、扇子一本を使い分ける落語ほどではありませんが、能でも扇は大変重要な役割を持っています。



囃子方や後見を含めて、扇を持たずに舞台に上がることはありませんね。
とは言え、すべて同じ扇かというとそういう訳でもなくて、概ね、シテやワキなど装束を着ける場合は中啓という、閉じた状態で半分開いたような・・・変な表現ですが、特殊な扇を使います。
この形ってエライお坊さんなんかも使いますよね。



一方、囃子方や地謡、後見などは普通の扇、鎮扇(しずめおうぎ)を持ちます。
仕舞や舞囃子を舞う際に使う扇も、やはり鎮扇です。



唐突ですが、むかぁし、熊野の仕舞の稽古をしているとき、ある方がシテの謡「月を蔵(カク)して懐に、持ちたるあふぎ」を、そのままに「もちたるあふぎ」と謡って、一同???
よく見ればちゃんと「オオギ」と仮名が振ってあるのですが・・・素直な方でした。



シテは中啓以外にも唐物や天狗などを演じるときには団扇のようなものを持つ場合があります。

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