FC2ブログ

能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

舞の段のつづき

どこで段になるのか、笛を習われるとすぐ分かりますが、そうでなくとも型の上からも見分けることもできます。


掛リの間は扇を閉じているのですが、掛リの終わりで打込みという型をして扇を広げ顔の前に扇を持ってきます。
この顔の前に持ってきた扇を、頭上に上げるようにして右に下ろす型・・・これを上げ扇といいますが、これをするところが初段です。
その後は右へ行ったり左に行ったり、扇を上げたり下げたりいろいろな型をした後に、扇を返して逆手に持ち、ややつぼめます。ここが二段。二段目は扇を逆手に持ったまま舞います。
その扇をもう一度開いて左の手に取ったところが三段です。三段目は扇を左手に持って舞います。
そして右手を少し前に出しその腕の上に左手に持った扇をかぶせてから、前方に大きく払いのけるような型をします。これをハネ扇といいハネ扇の後は扇を右手に持ち替えます。ここが四段になります。
これは観世流の型で書きましたが、各流ともこの基本形はあまり違っていなかったと思います。(お!?下掛りの五段はどうするんだろう? 考えてみると下掛りの五段の舞をほとんど見てませんね)


また三段に略すときは、上掛りでは掛リの後は、五段の舞の初段、三段、四段を舞って三段の舞としますが、下掛りでは初段、二段、四段を舞って三段にしますね。どうしてこんなところが違うのか良くわかりませんが、不思議なことです。


別にこんなことを知っていなくとも、上手の舞は本当に魅了されてめくるめく世界に引き込まれてしまうのですが・・・
たまに段数を数えてでもいないと、という舞もありまして・・・

スポンサーサイト



 | HOME | 

カレンダー

« | 2006-07 | »
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

月ごとに

カテゴリー

カウンター


最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィールなど

ZAGZAG

頑張らない、をモットーに淡々と行こうと思っています。