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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

小鼓のつづき

私、残念ながら、小鼓は打ったことがないので今ひとつ感覚が分からないのですが、流儀によって緒の締め具合など微妙に違うようです。


小鼓と謡の間の取り方の面白さは、能の面白さの一つの極のような感じですが、小鼓の一調が好んで演じられるのもそのためでしょう。
地拍子の話を書かないと、このあたりもなかなかうまく説明できないのですが、能を観に行って、例えばシテにあまり動きのないところなど、地謡と小鼓の間に注意してみるのも面白い見方かなあ、と思います。
西洋音楽のキチンとメトロノームで指定できるようなベースのリズムがある大系ではなくて、一拍が時に応じて伸び縮みする不思議な感覚は、慣れるととても面白いものです。


ところで小鼓は翁の時は三人登場します。この時は大鼓はほんのアシライに申し訳程度に打つだけですから、古い形として小鼓を中心に打楽器が組まれていた名残なのかもしれません。
三挺の小鼓の音、頭取と他の鼓の掛け合い、翁の鼓は私の好きなものの一つです。


中入りの時や、一曲の能が終わりシテ、ワキが退場している間などは、囃子方は正面を外して横向きに座りますね。
この際に見所から見ると、大鼓と太鼓は右向き、小鼓と笛は左向きに座り、太鼓が出ているときは二人ずつ内側を向く形になります。
ところが、どういう訳か小鼓の観世流だけは右を向いて笛方と向き合う形になります。
いずれ何かの謂われがあるのでしょうけれど、ちょっと不思議な感じがします。

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