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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

拍子の話

能の拍子については、以前から「いずれ機会を見て・・・」としておりますが、なかなか書き出せずにいます。「能の拍子」といっても一つの体系をなしていますので、いざ書いてみようと思うと、どこから手をつければよいのか、なかなか難しいところです。
まとまった形で書くとなると、さらに遠い将来のことになってしまいそうなので、ほんの入り口のところから機会あるたびに、少しずつでも書いてみようかと思っています。


能の音楽は、西洋音楽・・・私たちが学校で音楽に時間に習った五線譜などとは、形の上では随分違ったものになっています。
とは言っても「音楽」であることに変わりはありませんから、リズムとメロディーの二つの要素から出来上がっている点は同じですね。
そのリズムが「能の拍子」ということになります。


一方、能の音楽を構成するものを、物理的な側面からみると「謡」と「囃子」ということになります。
囃子についてはこれまでもそれぞれの楽器の話などを書いてきましたが、四種の楽器のうち三つまでが打楽器ということで、能楽ではいかにリズムが大切にされているかが理解できようかと思います。


この囃子がどのように組み立てられるのか。これもいずれ書いていきたいと思っていますが、まずは全体を理解する上で「囃子」と「謡」の関係を概観してみます。


打楽器主体の囃子は、基本的に一定のリズムを刻みます。「一定の」というといささか問題があって、メトロノームで刻むような意味とは随分違うのですが、それはまた後ほどということで、ともかく囃子はリズムを刻んでいます。
このリズムに対して謡がどのように関わるかで、大きく「拍合(ハクアウ)」と「拍不合(ハクアワズ)」の謡に分かれます。
このつづきはまた明日に

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