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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

5000アクセス

気付いたら5000アクセスになっていました。


FC2での運用を開始して4ヶ月ほど。皆様のおかげでアクセス数も徐々に増えています。
どちらかというと初心の方向けに、鑑賞記というよりも曲目の解説的な記事が多くなっていますが、これはこれで私のスタイルということで、もうしばらくこんな形で続けてみようか、と思っています。


出来るだけ間違いはないように気をつけているつもりですが、勘違いや入力違いなどあり得ようかと思います。
もしお気づきの節は、コメントなどいただけると幸いです。


今後ともよろしくお願いいたします。

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咸陽宮のつづき

シテの一行は主ツレの夫人を先頭にツレ侍女が続き、シテの皇帝、そしてワキツレ侍臣が登場し、夫人達はワキ座に、シテは一畳台へ、そして侍臣はワキ正側にならびます。これで咸陽宮の宮殿、阿呆宮という設定ですね。
シテが重々しく「そもそもこの咸陽宮と申すは・・・」とワキツレとの掛合いで謡いだします。今井さんの皇帝はなかなか貫禄がありますね。


ひとしきり落ち着くと、ワキ荊軻とワキツレ秦舞陽が登場してきます。
この二人、実は始皇帝を暗殺しようと狙っていて、恩賞のかけられた品を持ってきたと近づくわけです。
殿田さんの荊軻に大日向さんの秦舞陽ですが、お二人ともなかなかに力の入った演技。
橋掛りで一ノ松と三ノ松あたりに分かれて一セイ、サシ、上歌と謡って、いよいよ宮殿に向かいます。


いったん二ノ松あたりまで下がって、アイの官人に案内を請います。
さて案内を受けて二人は歩みだすわけですが、後ろから進む秦舞陽は「身体がわなないて進みかねる」と安座してしまいます。これを荊軻が立たせて再び歩みを進めますが、能にしては細かい設定ですね。


案内を乞われた侍臣達は、皇帝に二人が到着したことを報告すると、笛座前に移動。
代わって二人がワキ正に出て礼をします。まず秦舞陽が樊於期の首を献じるとして扇を広げて皇帝の前に進み、皇帝の右に座します。続いて荊軻が進み、今度は一畳台の左側に、二人で皇帝を挟むように座します。
ここでシテが「箱の底に剣の影・・・」と床几から立ち上がるのを、左右からワキ・ワキツレが袖を捉え、ワキが一畳台に差し込んであった剣を取ってシテの胸先へ当てます。
これはなかなかの見せ場ですね。


ツレの三人は「あさましの御事やな」とシオります。
さてシテがどうするか、この後は明日に続きます

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