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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

7000ヒット

本日、7000アクセスを超えました。
ほとんど毎日、ご来訪頂いている方もいらっしゃるようなのですが、本当にありがとうございます。


鑑賞記以外の、能楽を巡る豆知識のようなものは、だんだんタネが少なくなってきている感じなのですが、能楽鑑賞自体は当面、今のような調子で続けて行ければと思っていますので、鑑賞記の部分はしばらく続けられそうかなあ・・・と思っています。


振り返ってみれば、学生時代に能楽に接するようになってから三十年以上になります。
途中、鑑賞からも遠ざかっていた時期もありますが、最近は「我ながら本当に能楽が好きなんだなあ」としみじみ思ったりしています。
昔の記録も取っておけば良かったのですが、ないものは仕方ありませんので、せいぜいこれからも楽しみながら鑑賞記でも書いていければと思っています。


5000アクセスから7000アクセスの間では、宝生流の高橋亘さんにもコメントをいただきました。これも記念になるエポックでした。


さて今夜もまた、鑑賞記のつづきを書こうかと思います・・・

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佛原・・・さらにつづき

中入りの後、アイの語りがあります。
三番目物らしいノーマルな展開ですね。


ワキの待謡に引かれるように後シテの出。一声で出てサシを謡います。
白拍子の姿ということで、緋の長袴に白地の長絹、風折烏帽子を着け、太刀をいた姿での登場。優美な雰囲気を醸し出します。
観世流では緋の大口が標準的な装束附けと思いますが、長袴に太刀をくというのは、より白拍子の姿を強調したということでしょうね。


後シテは登場すると短い謡の後序ノ舞に入ります。
ゆったりと昔をよみがえらすような舞。さすがに間もなく80歳になられる遠藤さんなので、流れるような動きという訳ではありませんが、一つ一つの型が美しい形にきまる感じです。
序ノ舞を舞上げて大ノリでの地謡との掛け合い、そして平ノリに替わって留める形。
後場も物語的にはさしたる盛り上がりはありませんので、序ノ舞を見せるのが最大のポイントということでしょう。


せっかく物語性のあるテーマを置いている割には、盛り上がりの少ない曲ですが、序ノ舞の美しさ、白拍子の儚さが出せればそれで良しということかもしれません。
ある意味で教科書的な感じで、三番目はこのような作り方というのにキチンと沿った能ですし、謡も聞いてみるとなかなかに深みのあるものですが、その割には面白さというのが、いささか欠ける感があります。
どうも佛御前という名前自体が大変に暗示的なので、逆に上手く物語を作れていない感じもしますね。
(90分:当日の上演時間を5分単位程度で記しておきます)

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