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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

花月 熊谷伸一(東京金剛会)

金剛流 国立能楽堂 2007.3.17
 シテ 熊谷伸一、ワキ 工藤和哉
  アイ 大藏千太郎
   大鼓 安福光雄、小鼓 野中正和
   笛 内潟慶三


昨年九月に喜多流、粟谷能夫さんのシテで観て以来の花月。いささか思い入れのある曲です。喜多と金剛なので、似た印象になるかなと思いつつ鑑賞。


一同着席の後、次第の囃子でワキの工藤さんが登場してきます。紺の無地熨斗目の着流しに水衣。いわゆる旅僧の姿ですが、舞台に入り常座で斜め後ろを向く形で次第から道行を謡いました。
旅僧姿ではありますが、筑紫彦山の麓に住む僧で、出家する以前に七歳の子供が行方知れずになり、それを機に出家した旨を明らかにします。


さて清水寺にやってくると、狂言と問答になります。
ワキは清水寺・・・ところで、能をよく御覧になる方はご承知でしょうけれども、清水寺はキヨミズデラではなくセイスイジと読みます・・・に着いたと常座で謡った後、正中へ出て幕のほうを振り返り「清水寺門前の人の渡り候か」と呼びます。


これに答えてアイの千太郎さんが狂言座から立ち上がり、ワキとアイの問答になります。
自然居士などと同様に、この曲では狂言の役割が重要になっています。
ワキに何か面白いものを見せてくれと言われ、シテの花月を招く形になりますが、ワキとの問答から、登場したシテとの問答へと、狂言を中心に物語が展開する感じです。


このつづきはまた明日に

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