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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

雁大名 深田博治(五雲会)

和泉流 宝生能楽堂 2007.5.19
 シテ 深田博治
  アド 竹山悠樹 野村万之介


和泉流では雁大名(ガンダイミョウ)ですが、大藏流では鴈盗人・・・と解説本に出ていたりするのですが、大藏の鴈盗人は明治以降廃曲の扱いになっているようで、上演記録がありません。
というわけで、実際には和泉流でしか観られませんね。


さて素袍に洞烏帽子のシテ大名、長裃姿のアドの亭主、そして太郎冠者の三人が登場してくると、アドの二人は後に控え、シテの大名が名のります。
「遙か遠国の大名」と、先日観た入間川などと同様に威張っての名宣リ。


ながの訴訟が相整って、安堵の御教書もいただき、暇もいただいたので早速に国許に帰ろうという次第。
ですが「在京中、肝を煎らせたお方に、ざっと振る舞いをしよう」ということで太郎冠者を呼び出します。
肝煎り・・・は落語などでも世話役の意味で出てきますが、肝を煎らせたは「世話になった」ほどの意味でしょうね。


大名は呼び出した太郎冠者に、振る舞いに役立ちそうな肴はあるかと問いますが「ございません」とのきっぱりとした返事。竹山さんの太郎冠者、なかなかそつのない雰囲気を出しています。なにぶん、このあとで太郎冠者が奇策を思いつくという展開になるので、ボケた太郎冠者とはまた違った雰囲気です。


さて何もなくては仕方ないということで、肴屋町へ行ってなにか求めて来ることになり、太郎冠者は早速出掛けます。
シテの大名は後に下がり、太郎冠者が舞台を廻って肴屋町に至った設定。座しているアドの亭主のところに大きな雁を見つけ、亭主に問いかけます。
さてこのつづきはまた明日に

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