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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

舟ふな 高部恭史(五雲会)

和泉流 宝生能楽堂 2007.6.16
 シテ 高部恭史、アド 野村万蔵


舟ふなもポピュラーな狂言で、能の会には上演されることが多いのでけっこう観てますが、このブログに鑑賞記を書いたことはまだありませんでした。
たしか、大藏流では舟船と書いたように思いますが、いずにしても読みは「ふねふな」。舟を「ふな」と呼ぶのか「ふね」と呼ぶのかで言い争いになるという狂言。


舞台はまずアドの主人が長上下姿で、シテの太郎冠者を従えて登場してきます。
主人は「物見遊山へ行こうと思うが、さてどこへ行ったものか」と太郎冠者に問います。ま、このあたりからして、ぼけた主人と賢い太郎冠者という設定になっていまして、あとの展開が予想出来ようというところ。


太郎冠者は、いろいろ考えているよりもとりあえず西の宮へ行ってはいかがかと進言し、早速に向かうことにします。


主人が先に立って舞台を廻り道中を進んでいくと、大きな川へ出たと立ち止まります。
冠者は神崎の渡しであると答え、主人は「ものが見ゆる」あれを呼べと冠者に命じます。太郎冠者は早速に、渡しの舟を「おーい、ふなやーい、ふなやーい」と呼びます。


高部さんはこれまで拝見したことがありませんでしたが、まだお若いのかな、熱演ではありましたが。


さて主人は冠者に「ふな」ではなく「ふね」と正そうとしますが、太郎冠者は賢しげに、そんなことは人前で言ってはならない。例えば「ふなつき」などと、舟を「ふな」と呼ぶいくつかの例を示します。
主人も「ふね」の例を出そうとしますが分が悪い。
さてこのつづきはまた明日に

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