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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

阿漕 山田純夫(東京金剛会)

金剛流 国立能楽堂 2007.11.17
 シテ 山田純夫、ワキ 宝生閑
  アイ 高澤祐介
   大鼓 柿原弘和、小鼓 古賀裕己
   太鼓 助川治、笛 成田寛人

善知鳥もそうですが、この阿漕もなんともやるせない能ではあります。
鵜飼を含め、これら三曲のシテは殺生を生業とするため、三曲をあわせて三卑賎と呼んだりもしますが、やむにやまれず仏教でいう殺生戒を破らざるを得ない彼らは、一体どうすればよいのかと考えてしまうような曲です。

舞台はまず次第でワキが登場します。
ワキは西国方の旅の僧で伊勢神宮参詣に行く途中です。ワキを日向の国の者とする流儀もありますが、いずれにしても伊勢参詣の途次、伊勢の阿漕が浦にとやって来ます。
道行を謡いますが、この道行、上掛りと下掛りでは全然違っていまして、上掛りでは「日に向ふ国の浦舟漕ぎ出でて」と謡い出し、淡路潟から須磨の浦、関の戸と進んで阿漕が浦に至る道のりを謡う形になっていますが、下掛りでは「船出する八重の潮路を遙々と」と謡い出し、難波の浦に着いて伊勢に向かい阿漕が浦に着いたという形です。

ともかくもワキの一行は阿漕が浦に到着し、ワキは心静かに一見しようとワキ座へ着座します。

すると一声でシテの老人が釣り竿を肩にして登場して常座に進み、漁師という殺生の家に生まれ、それを生業としなければならない身を悔いながらも、また釣に出ると謡います。
このシテの尉にワキが問いかけます。
このつづきはまた明日に

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