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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

実方 梅若六郎(特別企画公演)

復曲能 国立能楽堂 2007.12.12
 シテ 梅若六郎、ワキ 宝生閑
  アイ 野村万作
   大鼓 亀井忠雄、小鼓 大倉源次郎
   太鼓 金春惣右衛門、笛 松田弘之

今回の国立能楽堂特別企画公演は新作狂言と復曲能の組み合わせという意欲的なもの。能は復曲能の実方です。この曲、世阿弥の作と言われているのですが、いつの頃からか上演されなくなってしまっていたのを、昭和63年に金春流の金春信高師が復曲。さらに平成5年に観世栄夫師が復曲試演したものです。

今回の上演は観世栄夫さんの試演を元にしたもので、私が観た12日は梅若六郎さんのシテ、13日は大槻文蔵さんのシテで上演されました。

舞台は先ずワキの西行が名ノリ笛で登場してきます。西行は陸奥行脚の旅の途中で。塩竈、松島と過ぎ行く景色を道行に謡い、陸奥の国にやって来ます。
とあるところに由ありげな塚を見つけ、子細に見てみるとこれは実方中将の旧跡。世に名を留める歌人の跡とて、西行は「朽ちもせぬ その名ばかりを残し置きて 枯野の薄 形見とぞなる」と歌を手向けます。

すると一人の老人が現れ、ワキに「西行」と声をかけてきます。
初めてまみえる人に名を呼ばれて不審がる西行に、シテ老人は和歌を手向け弔ってくれる喜びに出でたのだと、自ら実方の幽霊であることをほのめかします。

さてこのつづきはまた明日に

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