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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

翁 梅若万三郎(梅若研能会)

観世流 観世能楽堂 2008.1.14
 翁 梅若万三郎
  千歳 梅若泰志、三番叟 月崎晴夫
  面箱 破石晋照
   大鼓 亀井広忠、小鼓 幸清次郎
   脇鼓 幸正昭、森澤勇司
   笛 一噌幸弘

今回、チケット予約の関係で、ワキ正しか席が残っていなかったために、ワキ正方向から翁を観ることになりました。
何も正面だけにこだわっているわけではないし、ワキ正も中正もそれぞれに面白みがあるのですが、翁に限ってはワキ正から観たことがほとんどないので、今回はちょっと面白い体験・・・でもありました。

事前にもらった番組表では、翁のところには「翁 梅若万三郎」と書かれた下に、三番叟、面箱、千歳の役名と演者の記載があるだけで、囃子方や地謡などは次の三輪の方にだけ書いてあるので、てっきり翁付きの形で演じられると思い込んでいたのですが、翁が終わると、全員が素速く退場して15分ほどの休憩。
その後、あらためて同じメンバーが、今度は裃姿で登場しました。どうしてなんでしょうね、三輪だからですかねえ。

それはさておき、万三郎さんの翁ははじめて拝見しましたが、実に上品な翁でした。もともと観世流を習っていたこともあって、翁も数としては観世流が一番多く観ていますが、これまで見た中でもとりわけ上品な印象です。
ワキ正から観ていたため、正先で広げた扇で面を隠しやや見上げる型が、思いのほか後ろに反っているのだと初めてわかりました。

ところで私、観能の際は謡曲の詞章をプリントして携行しています。別に演者が間違うかどうかを確認しているわけでもありませんで、ちょっと気付いたことなどをメモするのに、詞章の形になっていた方が便利だからなのですが、翁を観ていて「あれ?詞章が違う」そうなんです。何を勘違いしたか初日之式をプリントしてしまいまして、「千早振る」と万三郎さんの素敵な謡を聞いて、四日之式であることを確認しました。
明日も気付いたことなど、少し書いてみようと思います。
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