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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

翁の古態・・・テレビ放映から

次へ行く前に、翁に関連して元日にテレビで放映された「翁~古態~」の話を少しばかり書いておこうと思います。
この企画はもともと昨年五月に横浜能楽堂で上演されたもので、大変興味をそそられたのですが、横浜まで出掛ける気力もなく断念した件。それを、今回のテレビ放映にあたって宝生能楽堂で観客を入れずに撮影し直したとか。・・・観客入れて見せてくれれば行ったのに、などと思うところですが・・・

古態というのは、観阿弥・世阿弥以前の古い翁の形を復元しようという試みなので、こういう表現にしたとか。
現在の翁は、千歳、翁、三番叟(三番三)と三人が舞う形になっていますが、観阿弥以前には稚児(露払。後に千歳)、翁、三番猿楽、父尉、延命冠者の五人が出る形だったようで、今回はこれを再現し、かつ観世・宝生の立合の形としています。
本来なら四座立合とすべきところ、能楽堂というスペースを考え二流の立合としたとか。
立合については、記憶が怪しいのですが、醍醐の花見かなにかの際に秀吉が四座立合能を命じ、その冒頭の翁では四座十二丁の小鼓が鳴り響き天地も割れんばかりだったという記事をどこかで読んだことがあります。
たしか絵図も見た記憶があって、屋外に設えられた四つの舞台で同時に翁が勤められている情景が描かれていました。
そういう意味では、立合の形は観阿弥以前のものという訳ではないと思うのですが、ともかく古い時代のものを再現しようという意欲的な試みであることは間違いありません。

この古態の内容については、いずれ機会を見て、少し詳しくレポートしてみようと思います。

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