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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

古態の翁つづき

間が空きましたが、テレビで観た「古態の翁」の話を続けます。

橋掛りから演者が登場してくるのは一緒ですが、残念ながらここはテレビでは放映されませんでした。登場の場面などはテレビ的には映す価値がないということなのか、単にカットされてしまうか、あるいは能舞台の屋根の映像が映って、場面が変わるともう着座した後というのがよく見かける形です。
私としてはいささか残念なところで、特に翁の場合など舞台への入り方なども気になるのですが、今回は一同がほぼ着座し、地謡が座に着こうとしているところからの録画でした。

まずは笛の吹き出し。翁に特徴的な笛の音から、小鼓三挺取りの打ち出しです。
このあたりは常の翁と変わりませんが、何回聞いてもこの小鼓の音は心に響くものがあります。神を下ろす意味があるのかもしれません。
謡の詞章は観世の「とうとうたらり」ではなく「どうどうたらり」と謡い出していました。その他の部分も微妙に現在の形とは違うようです。
いずれにしても「どうどうたらりたらりら」と翁二人が謡うのは聞いたことがない形です。

つづいて千歳の舞になりますが、まずは観世方千歳の東次郎さんが舞い始め、中間の千歳の謡では宝生方千歳の則重さんとの同吟。後半の舞では途中まで東次郎さんと則重さんが相舞で舞い、先に東次郎さんが下がって則重さんが舞収める形です。

通常の翁では千歳が舞う間に翁が白式尉の面をつけ、立ちあがって三番叟と向き合った後、翁の舞となります。今回は千歳と三番叟が兼ねた形ですので、面をつけた観世権守と宝生権守はその場で立ちあがり、舞終えて脇正面側に戻った千歳二人と向き合う形。
その後千歳二人は観世方千歳は後見座へ、宝生方千歳は笛座へと別れて座しました。
このつづきはまた明日に

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