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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

狐塚のつづき

次郎冠者が一ノ松あたりから呼び掛けると、狐が次郎冠者に化けてきたと思い込んだ太郎冠者は、次郎冠者を声を頼りにおびき寄せ、暗い中で探り寄って鳴子の綱で縛り上げてしまいます。

すると今度は主人がやって来ます。
主人も臆病な太郎冠者を見舞いにやってきたのですが、太郎冠者は狐がばけたものと決めていますので、暗がりの中で声を頼りに主人もまた縛り上げてしまいます。

二人を縛り上げた太郎冠者は、青松葉でふすべて正体を出させようという算段。二人を順番にいぶします。「こんこん」と言えなどと、やり放題の太郎冠者。鎌を持ってきて皮を剥いでやろう、と言って中入りします。

暗がりの中なので、次郎冠者と主人は互いに気付いていないという設定。太郎冠者が中入りしてしまうと、ようやく二人は互いに気付いて、なんとかしようということになります。
次郎冠者の縄がとけ、主人の縄も解いて、鎌を取りに行った太郎冠者を待ちかまえます。
太郎冠者が戻ってくると、二人は鎌を取り上げ、太郎冠者を打ち倒して退場。

太郎冠者は「ふる狐共がよって縄だらしをしおった。やるまいぞ、やるまいぞ」と二人を追い込みますが、要は最後まで狐と信じて追い込む形になっています。

夜になっても様々な灯りがある現代とは違い、月のない夜には本当に真っ暗だったのでしょうから、狐に化かされるといった騒ぎも納得できる感じがしますね。
(27分:当日の上演時間を記しておきます)
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