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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

夜討曽我 高橋憲正(五雲会)

宝生流 宝生能楽堂 2008.4.19
 シテ 高橋憲正、十郎 渡邊茂人
  団三郎 辰巳孝弥、鬼王 東川尚史、古屋 金森良充
  立衆 金井賢郎 朝倉大輔、五郎丸 辰巳和麿
  アイ 金田弘明
   大鼓 佃良太郎、小鼓 住駒匡彦
   笛 槻宅聡

夜討曽我は一昨年三月の、やはり五雲会で高橋亘さんのシテで見ておりまして、その際の鑑賞記もこのブログに掲載しています。動きのある活劇で、ある意味なかなか面白いのですが、他の曽我物同様に、曽我物語の知識無しにこの曲だけを見ると何の話か訳がわからなくなってしまいます。
そのあたりをふまえつつ、鑑賞記を書いてみたいと思います。

曽我兄弟の敵討ちとは、そもそもどういう話なのかについては、昨年六月の五雲会で小袖曽我を観た際の鑑賞記に少し詳しく書いてみましたので、併せて参照頂ければと思います。
父河津三郎祐泰を親類にあたる工藤祐経の郎等に殺されてしまった一萬丸と箱王は、祐経を親の敵と長年にわたってつけ狙っていますが、兄弟の母は河津三郎の死後、豪族の曽我祐信に嫁したため、一萬丸は元服して曽我十郎祐成を名乗ります。
勝手に元服して五郎時致を名乗った箱王を勘当した母に、兄弟共々参上して許しを得、母には告げぬままにいざ敵討ちと出掛けたところは小袖曽我に能化されています。

この兄弟が従者の団三郎、鬼王といよいよ敵討ちの場に向かうところからがこの夜討曽我になっています。
小袖曽我では兄十郎がシテで、五郎を母に取りなすところがテーマですが、夜討曽我は弟五郎がシテで、後場では本懐を遂げた兄弟が離ればなれになり、兄十郎は既に敵の手にかかり討ち死にしています。
曲の展開は明日の鑑賞記に・・・

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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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