FC2ブログ

能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

熊野 村雨留 長山禮三郎(九皐会)

観世流 矢来能楽堂 2008.5.11
 シテ 長山禮三郎、ツレ 長山耕三
  ワキ 殿田謙吉
   大鼓 國川純、小鼓 幸清次郎
   笛 寺井宏明

熊野って極めて上演回数の多い能ですから、意識しなくても観る機会が多くなります。今回は村雨留の小書がついていますが、昨年三月にも梅若六郎さんのシテで、読次之伝と村雨留の小書付を観ています。

今回のシテ、長山禮三郎さんは九皐会では年長組、兵庫県にお住いのため関西での演能も多いようです。
九皐会の事情に詳しい訳ではありませんが、長老遠藤六郎さんや、長山さんなどは先代の二世喜之師の弟子に当たります。遠藤さんのご子息、和久さん・喜久さんのお二人や、この日のツレを演じた長山さんのご子息である耕三さんなど、九皐会には二世、三世の方もいらっしゃいます。
鎌倉能舞台を率いておられる中森晶三さんのご子息の中森貫太さんや、先年亡くなられた坂真次郎さんのご子息、坂真太郎さんもそうですね。

しかし40歳前後の方達がぞっくり揃っておられるものの、その後は若い方がおられず、次の世代の方達がプロとして参加してくるのにはもう少し時間がかかるのかも知れません。

以前にも書きましたが、九皐会初代の観世清之は一時梅若六郎家を嗣いでいたこともあって、芸系は梅若に近いので、今回の長山さんの熊野も、先の六郎さんの熊野と基本的には近い形だったと思います。

とは言え、シテが違えば表現も変わってきますし、矢来の舞台の雰囲気も観世能楽堂とはまた大きく違うので、観た印象はかなり違う感じです。
そのあたりをまた明日に

*** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** ***
このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
スポンサーサイト



 | HOME | 

カレンダー

« | 2008-06 | »
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

月ごとに

カテゴリー

カウンター


最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィールなど

ZAGZAG

頑張らない、をモットーに淡々と行こうと思っています。