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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

鎌腹 茂山あきら(納涼茂山狂言祭)

大藏流 国立能楽堂 2008.08.02
 太郎 茂山あきら
  妻 茂山茂、仲裁人 佐々木千吉

幕の内から争うような声が聞こえて、逃げる太郎、棒に鎌を括り付けて追い掛ける女房、止めようとする仲裁人が登場してきます。
例によっての鎌腹の始まりですが、それにつけても茂山家の皆さんは全体に声が大きいので、とんでもない騒ぎのような感じです。

この曲は、大藏流と和泉流では若干構成が違い、昨年、大藏流山本則俊さんの太郎で観た時の鑑賞記にもその話を書きましたが、同じ大藏流で、基本的に同じ展開をなぞっているというにしては、山本家と茂山家だとこんなに印象が違うかな、という感じです。

登場した三人は舞台をひと廻りし、太郎が橋掛りへ遁れて一ノ松あたり、女房がワキ座に立ち、仲裁人が女を押しとどめる形になります。
仲裁人が訳を尋ねると、女は太郎が夜泊まり日泊まりして帰って来ず世帯を大切にしない、今朝は帰ってきたので山へ薪を取りに行けと言ったが、行かないと言うので棒を持って追うのだと説明します。

仲裁人は今度は太郎の言い分を聞くと言ってシテ柱辺りに進み、一ノ松あたりの太郎に問います。太郎は、こちらは世帯を大切に思うゆえに諸方に出掛けている。今朝はあまりに霧が深かったので山に行くのはしばらくしてからと思ったが、自分が料簡すれば良いことなので、棒と鎌を渡してくれれば山に行くと答えます。

そこで仲裁人が女房にその旨を話し、棒と鎌を受け取ろうとすると「妾から渡しましょう」と太郎に撃ちかかる勢い。仲裁人が女を留めて棒と鎌を取り上げ、太郎に渡します。
さらに「地下の衆や他郷の衆がお笑いやる」ので、夫婦げんかをもう繰り返さないように、自分も次は仲裁に出ないからと太郎に言い含めます。
さてこのつづきはまた明日に
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