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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

初秋ひたち能と狂言を観に行く

8月中も狂言は観ておりましたが、能の方は7月のスクエアの公演以来ですので、一月半ほど間が開きました。

本日は一昨年の秋にも観に行った日立シビックセンターでの公演。日立市での能と狂言の公演は、今回が十七回目になるんだそうです。前回は喜多流の粟谷能夫さんと粟谷明生さんでしたが、亡くなった菊生さんを含め、これまでも粟谷家の公演が割合としては多かったように思います。

今年は鵜澤久さんの花筺と岡久広さんの鵜飼ということで、観世流シリーズ。
久さんのお父様にあたる故鵜澤雅さんは、古くから水戸と日立で出稽古をされていて、今回の公演でも水戸と日立のお弟子さんの会、雅友会が協賛しています。

久さんといえば銕仙会。今回も銕之丞さんをはじめ銕仙会の先生方が後見や地謡を勤められまして、銕之丞さんの船弁慶キリの仕舞も圧巻だったのですが、それにしてはちょっと解せないのが鵜飼を舞われた岡さん。
宗家近くで活動されている先生なので、観世会などではよくお見かけしますが、銕仙会のみなさんとご一緒というのは、初めて拝見しました。

地方のホールでの演能というと、舞台施設も満足ではないし、能狂言にさほど興味があるわけでもないが、近所の義理で来たといった方などもいて、あまり良い条件とはいえない感じがします。
私の隣のご夫婦も、何度か能をご覧になったことはあるようでしたが、ご主人の方は、花筺の一時間十分ほどの演能中、たぶん十分少々くらい起きていたものの、残りは気持ち良くご就寝。しかもその半分近くは鼾の音が・・・
狂言では目覚めて楽しそうに笑っておられましたが、仕舞、鵜飼はパスしてそのまま帰られました。正味、能と狂言で三十分ほどの鑑賞でしたね。

そんな状況だったのに、というと引っかかる書き方になってしまいますが、素直な意味で大変良い演能を拝見した感じです。久さんの能はずいぶん以前に安達ヶ原を拝見して以来ですが、実にしみじみとした花筺でした。
何はともあれ、近いので行き帰りが大変に楽というのも助かります。

万蔵さんの棒縛を含め、それぞれに面白かったので、明日からそのあたりが伝わるように、鑑賞記を書いてみたいと思っています。
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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