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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

鼓の家

宝生の延年というと、一つ思い出すテレビ番組があります。もう四年以上前のNHKスペシャルで「鼓の家」という題でした。

ご存じの方も少なくないと思うのですが、大坪さんの会で大鼓を打たれた亀井忠雄さんの夫人である令子さんは、歌舞伎囃子田中流の田中佐太郎さん。ご子息三人は、長男が亀井広忠さん(葛野流大鼓)、次男、三男は歌舞伎囃子で田中傳左衛門さん(小鼓)と田中傳次郎さん(太鼓)というご一家です。

佐太郎さんのお父様が十一世田中傳左衛門、人間国宝となった方ですが、この芸を継ぐ男の方がなかったため、三女の令子さんが後継者となられたのだそうです。しかしながら、能は女性のシテ方も囃子方もプロとして舞台で活動していますが、歌舞伎では舞台に上がることが認められず、芸の中継役のような形で十二世の家元をされ、最近、めでたく次男傳左衛門さんが十三世を継がれた訳です。

この十一世から芸を継がれる際のすさまじい稽古と、さらにそれを次代に伝えていくための稽古の厳しさをドキュメンタリーとしてまとめた番組です。

もうずいぶんと前のことになってしまったので、内容はあまり覚えていないのですが、ともかく芸の厳しさをしみじみと感じさせられた番組でした。

親子五人の一家ですが、日常の親子である一方で、師匠が二人に弟子が三人という師弟関係が厳に存在しています。正直、すごいなあと思った次第です。

さてこの番組の中で、広忠さんが宝生の延年を勤めることになり、その稽古をする場面がありました。忠雄さんが、宝生の延年は命をかけて打てというようなことをおっしゃっていたのが大変印象に残っています。
もう少しつづけます
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