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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

翁 千歳と三番三(吉次郎狂言会)

金春流 大藏流 国立能楽堂 2009.5.31
 翁 高橋忍
  三番三 榎本元、千歳 宮本昇
   大鼓 安福光雄、小鼓頭取 古賀裕己
   脇鼓 田邊恭資 飯富孔明、笛 寺井久八郎

翁については、鑑賞記を書くのはそろそろやめにしようかなと思っていたところですが、今回は狂言会で、そもそもは三番三と千歳を披露しようという趣旨だと思いますので、いささか視点を変えて書いてみようと思っています。

今回は榎本さんの三番三のお披き。先日も書きましたが、学生時代のサークルを指導されている吉次郎さんに卒業後も弟子入りし、プロを目指された榎本さん、先輩の宮本さんのお二人。その宮本さんにも、そして榎本さんにも、三番三を伝えていこうという吉次郎さんの姿勢にも、共感を覚えるところです。

大藏流といえば、やはり翁は金春流なんでしょうね。たまたまですが、今年三度目の金春流の翁です。

まずは開演五分ほど前に切り火の音が聞こえ、緊張の高まるところ。
幕が上がると千歳兼面箱の宮本さんが、面箱を捧げ持って登場してきます。緊張しておられる様子を感じます。続いて翁の高橋忍さん、そして三番三の榎本さんと順に進みます。
今回は三番三をメインにということで、いつもは翁の所作を中心に見ているところですが、千歳、三番三の動きを注視。千歳が目付まで出て座した後、翁が正先で深く拝礼し、笛座前に着座します。この際に、袴を取りトンと音を立てて座しますが、これって面箱を捧げ持っている千歳に、着座したことを知らせる意味かも知れないな、とふと思いました。
正面、やや左寄りの席でしたが、翁の前で千歳が面の紐を捌く様子がよく見えました。なるほどあんな風にしているのか、と興味深く拝見した次第。

常の如くに翁の謡い出しから、千歳之舞。翁が面を着けて翁之舞へと進みます。翁と見合ってから後見座にクツロイだ三番三はじっと待つ形になります。
さてこのつづき、また明日に
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