FC2ブログ

能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

筑紫奥 善竹十郎(吉次郎狂言会)

大藏流 国立能楽堂 2009.5.31
 シテ 善竹十郎
  アド 善竹富太郎 善竹忠一郎

いくつかある脇狂言のパターンのうち、お百姓が登場する類型の一曲。このブログでは、昆布柿1や、若干異質ではありますが佐渡狐(式能の佐渡狐1東京金剛会の佐渡狐1)などについて触れてきました。
どちらかというとあまり面白くない曲が多く、上演の少ないお百姓ものですが、十郎さん、富太郎さん親子の雰囲気と、奏者役にはまった感じの忠一郎さんのコントラストもあり、思いの外楽しく拝見しました。
ちなみに忠一郎さんは十郎さんとは従兄弟にあたりますが、関西にお住まいなので、東京ではあまり拝見する機会がありませんね。

さてお百姓ものの常として、まずはアドのお百姓、この曲では筑紫の百姓、富太郎さんが登場してきます。半袴に掛け素袍の決まりの形で、右手に持った扇を肩に当て、荷を担った風で常座での名乗りです。
「罷り出でたる者は筑紫の奥のお百姓でござる」と名乗った後、毎年の年貢として唐物の数を揃えて捧げる旨を語ります。

そののち型の如く舞台を廻り、正中で「くたびれた」ので休むことにし、誰か来たなら連れにしようと言って地謡座に着座します。

これを受けてシテ丹波の百姓の十郎さんが登場します。
こちらも半袴に掛け素袍の姿ですが、こちらは扇ではなく、藁苞のようなものに木の葉をつけたものを棒の先に下げて肩に担っています。

常座に出ると、丹波の国のお百姓だが、毎年の年貢として柑物(コウモノ)の数を揃えて捧げると語ります。こちらも舞台を廻りますが、連れが欲しくなったと言いながら歩きます。
ちょうど良いところに人が来た、とアドが声をかけて二人の問答になります。
さてこのつづきはまた明日に
*** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** ***
このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
スポンサーサイト



 | HOME | 

カレンダー

« | 2009-06 | »
S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

月ごとに

カテゴリー

カウンター


最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィールなど

ZAGZAG

頑張らない、をモットーに淡々と行こうと思っています。