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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

筑紫奥さらにつづき

さて二人は都への道を進む形で橋掛りへと入り、二ノ松あたりまで進んでから引き返し、アドが一ノ松で都に上り着いたと語ります。
シテは二ノ松で都の様子に感心した後、さて「それがしの納むる御館はずっと上でござる」ので、これでお暇と、二人「さらば さらば」と別れの挨拶を懇ろに交わしますが、と申したものの、実は自分が年貢を納める御館も同じこの館と明かし、二人して年貢を納める事になります。

アドが先に納めることになり、後見座にいったん控えると小アド奏者の忠一郎さんが出て着座します。
常座で扇を両手に捧げ、佐渡狐同様に常座あたりで「こちらではない」と問答の風を見せてから、奏者に寄って年貢を納めに来たことを言上します。

アドが下がるとシテの番になり、同様に奏者に年貢を納めに来たことを言上しますが、こちらは常座あたりでの問答の様はありませんでした。

さてシテが橋掛りに戻って、アドと二人話しあっていると、小アドは上頭から何か言われているようなやり取りをし、帰ろうとする二人に「召す」と呼び掛けます。
呼ばれた二人に、小アドは銘々のお年貢の品と数を言えと命じます。

奥筑紫の百姓は、唐物、金襴緞子、どんきんなどなど、珍しいものの名を上げ、百駄ばかり納めたことを言上します。
小アドは次にシテに対して言上するように命じますが、シテは毎年もってくるものなので上頭もご存じだからと、言上するのを許してもらおうとします。
しかし小アドの再度の命令に「とてものことに拍子にかかって申しましょう」と囃子物にして「丹波の国より登るもの のんぼる物とて登る物 これらはみな柑物 柚子柑子 橘 ありの見 石榴 けんの実・・・このあとちょっと怪しいのですが、たぶん・・・さては栗の枝折、ところなども参りた野老なんども参りた」と囃します。

奏者はよくでかしたと二人を褒めますが、問答はさらにつづきます。
この鑑賞記ももう一日
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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