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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

宗論さらにさらにつづき

浄土僧にやり込められた法華僧は、今度は自分もとばかりに立ち上がり、世上では浄土僧を愚鈍というなどと言い、先へも行かぬ黒豆を数え、と数珠を数える型を見せます。

黒豆数えについては、六字の名号を黒豆と言っているのだとか、数珠を言うのだなど、いくつかの説があるようなのですが、この日の演出だと、明確に数珠を数えつつ念仏を唱えることを指しているようですね。

法華僧は、自らの数珠を高祖日蓮上人の数珠であり、これを頂かしめと法華僧に迫りますが、一方の浄土僧は「日輪とやら、また月輪とやら」などと茶化したうえに、またまた数珠を振り回して、法華僧を追い込んでしまいます。

浄土僧から逃げようと、法華僧は浄土僧が調子に乗っている間に宿屋を見つけて、宿に入ってしまいます。小アド宿の主人の島田さんが立ち、法華僧とのやり取りになりますが、早速泊めましょうということになり、法華僧が部屋に入った形で地謡座に座します。

一方、浄土僧の方はふと気付くと法華僧が居ません。これはどうしたことかと舞台を見回しますが、大方宿を取ったのだろうと探し、宿屋の主人に案内を乞います。
小アドとのやり取りで法華僧が泊まっていること明らかになり、浄土僧は連れの者なので一緒の間に泊めて下されと願います。これを受けて主人は法華僧の居る部屋に浄土僧を案内する形になります。

驚いたのは法華僧で、別の部屋にしてくれと騒ぎますが、出家同士同じ部屋でよいでしょうと諭されてしまいます。また浄土僧は主人に、ほかに部屋はないのだろうと念を押し、法華僧はしぶしぶ同じ部屋で一晩を過ごすことになります。

すると早速に宗論となり、法華僧が自らの宗旨の法文を説きます。
さてこのつづき、もう一日明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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