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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

居杭のつづき

居杭というのは随分変わった名前ですね。
室町、戦国の頃、一般庶民が実際にどんな名前だったのか分かりませんが、おそらくこれはあだ名のようなものなのでしょう。
解説本などにあるように、出る杭は打たれるのことわざと頭を叩かれるということの連想からついた名前かも知れません。天正本では居杭は何某の従者という設定だそうで、家に居て食べさせてもらっているという意味で居食をかけているのでは、などという話も見かけます。

ともかく度々頭を叩かれた居杭は、清水の観世音から授かった頭巾を取り出して被ってみます。すると何某には居杭が見えなくなってしまいます。
何某が居杭は何処に行ったのかと探し、居杭は頭巾を外して姿を現します。

このやり取りで、頭巾を被ると自分の姿が見えなくなってしまうのだということに、居杭も気付きます。そこで何某との問答を続けるうちにまた頭巾を被り姿を消してしまう訳です。

居杭が姿を消してしまったために、何某は舞台を廻り、あちこち居杭を探す態になります。しかしいくら探しても見つかりません。
そこに登場するのがアドの算置。羽織に長袴、大髭をつけて頭巾を被り「占や算、占いの御用、しかも上手」と呼ばわりながら橋掛りを進んできます。

何某は早速この算置に声をかけて呼び入れ、居杭の行方を占ってもらうことにしますが、さてこのつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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