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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

五雲会を観に行く

本日は宝生流五雲会に出かけました。能四番、狂言二番と番数の多い会ですが、若手中心の会だけに、いろいろと発見もあり楽しめることの多い会です。
本日、能四番は
 咸陽宮 シテ 朝倉俊樹
 敦盛  シテ 東川尚史
 半蔀  シテ 高橋憲正
 黒塚  シテ 大友順
また狂言二番は
 因幡堂 シテ 月崎晴夫
 舟ふな シテ 破石晋照
という番組です。

咸陽宮は金春流を除く四流が現行曲にしていますが、宝生流以外ではあまり上演されないようで、前回観たのも五雲会でした。他流の上演は観たことがありません。宝生流では二、三年に一度くらい、五雲会や夜能などにかかっているようです。ワキ方が活躍する珍しい曲で、短い能ですが、活劇としては面白いかな、というところです。

敦盛は割と良く演じられる修羅能。ワキが単なる僧侶ではなく、敦盛を討ったがために出家した熊谷次郎直実、出家し蓮生法師というのがちょっと凝っているところですね。このブログではまだ登場していませんでした。ちなみにこの蓮生法師、観世流では「れんせいほうし」と謡いますが、宝生では「れんしょうほっし」です。

半蔀、今回も高橋憲正さんがシテをなさるというので、吸い寄せられるように五雲会に出かけてしまったというのが真相です。今年は4月五雲会での竹生島も拝見していますが、序ノ舞を舞うような曲は3年ほど前の胡蝶以来。素人の私が言うのもなんですが、なんだか一段と上手くなられたように感じました。半蔀は英照さんがお元気な頃に拝見し感銘を受けた曲でもあります。

黒塚は観世流では安達ヶ原ですが、実は宝生流の黒塚は初めてです。このブログでは喜多流の粟谷明生さんと金春流の中村昌弘さんがなさったものの鑑賞記を載せていますが、やはり流儀、演者によって印象が違ってきます。大友さんの雰囲気からして、怒りよりも悲しみの能かなあ、と想像していましたが、本体は鬼女であるのに、悲しさに美しさが隠されているような印象でした。

狂言は、これまたよく見かける曲で、それぞれに面白く拝見しました。「舟ふな」は番組では竹山悠樹さんのお名前が上に書かれていたのですが、竹山さんが主人で、破石さんが太郎冠者でしたので、ここでは破石さんをシテと記載してみました。
鑑賞記はいずれ載せる予定です。
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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