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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

秀麗会を観に行く

本日は金春流本田光洋さんの秀麗会を観に、国立能楽堂に出かけました。
昨日は大変な風で、電車も止まったりの大騒ぎ。昨日だったら観に行けませんでしたネ

さてその秀麗会。光洋先生の砧と、布由樹さんの邯鄲という番組。狂言は善竹十郎さんと富太郎さんで寝音曲。他に仕舞が五番という次第。なかなかに良い番組だったのですが、金春の会の常として見所は空席が目だつところ。お彼岸の最中でもあり仕方ないのかも知れませんが、なんだかもったいないなあと思いました。

金春の砧は戦後の復曲だそうで初見です。特に他流とそれほど大きく違う感じはしませんでした。実は前もって戴いたチラシにも、当日入り口に置いてあった解説にも、いずれもツレの記載がありません。
しかしこの曲、ツレを欠いたら成り立たないだろうと思って舞台を観ておりましたら、何のことはない、囃子方、地謡が着座すると直ぐに「お幕」の声が聞こえ、紅入唐織着流しのツレが登場して、出し置きの形でワキ座に着座しました。
声や背格好から、辻井八郎さんだろうと思うのですが、さて何故番組に記載しなかったのか、いささか気になるところです。
いつもながら光洋先生の深い演技に感じるところがありましたが、観能記はいずれ後ほど

布由樹さんの邯鄲は、正直、なかなかに良かったという印象です。謡も堂に入った感じで、青年らしい盧生の表現。飛び込みをされるか、と期待したのですが、他流同様に台際まで寄って跳び寝する形でした。まあ、それはそれとして、本当に気持ちの良い舞台でした。
帰り際、どなたか見知らぬ老紳士二人の会話「例えば夢から覚めて茫洋とするところなど、光洋さんのそれには及ぶ物ではないが、それでも大変良かった。何か彼の行く先が見えてきたような気がする・・・」と概ねそんな話をされていました。全く同感であります。

今回は珍しく、お誘いして数人で観に行きましたが、いつもの一人きりの鑑賞とはまた違って、楽しい一日でありました。
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