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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

大会さらにつづき

三人の木の葉天狗ですが、一人が常座に、残る二人は地謡座前に立ち、常座の天狗が二人に子細を語るような形で、立ちシャベリになります。
話す内容は竹山さんの時と基本的に同じで、自分は愛宕山太郎坊に仕える木の葉天狗だが、あるとき大天狗が鳥に姿を変えて飛んでいると、誤って蜘蛛の巣にかかってしまった。子供達に捕らえられてあわや命を失おうとしたときに、とある僧に助けられた。その僧に恩返しをしようとしたところ、霊鷲山説法の様が見たいというので、これからその様を見せるという話を語ります。

竹山さんの時はその話まででしたが、今回はその先があり、霊鷲山説法の様を見せるのに駆り出されて何かの仏の真似をすることになったのだが、何の真似をするのかという話になります。
「身共は仁王になろうと思う」と一人が言うと、「身共は天の邪鬼になろうと思う」と別の天狗が言います。これに先の天狗が、仏達に踏まれた窮屈な姿ではないのか、とツッコミを入れます。三人目は「身共は賓頭盧(びんずる)になろうと思う」と言い、謡い舞いになります。

聞き書きなので違っている点あろうかと思いますが「おかしき天狗は寄り合いて おかしき天狗は寄り合いて 何仏にかなろうやらと談合するこそおかしけれ。愛宕の地蔵に えなるまじ。大峯 葛城のコオリ菩薩 これまた大事の菩薩なり。よくよく物を案ずるに 堂の隅なる賓頭盧にならんと皆狩衣を拵えて みな狩衣を着て のそりのそりと帰りける」と謡って退場しました。

アイが退場すると、一畳台が運び出されてきて大小前に据えられます。さらに椅子の作り物がその上に置かれますが、椅子と言っても外枠だけですので、中には鬘桶が置かれてこれに腰をかけることになります。
このつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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