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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

東北 佐藤寛泰(喜多流青年能)

喜多流 喜多六平太記念能楽堂 2010.09.25
 シテ 佐藤寛泰
  ワキ 村瀬堤、アイ 山本則秀
   大鼓 大倉慶之助、小鼓 森貴史
   笛 藤田貴寛

東北はたいへんポピュラーな能ですが、このブログでは初登場。たしか五年くらい前に観たと思うのですが、ここしばらく遠ざかっておりました。
いわゆる本三番目物といわれる曲の一つで、典型的な夢幻能。後シテは序ノ舞を舞います。主人公は和歌の誉れ高い和泉式部ですが、こうした曲の常として何か大きな事件が題材になっている訳ではなく、和泉式部が植え置いたという東北院の梅を登場させ、和歌の徳や東北院の風光などを織り交ぜて、穏やかな気分を感じさせようと云う一曲。

さて舞台には次第の囃子でワキ僧、ツレの従僧が登場してきます。角帽子の着流し僧で、向かい合って次第を謡い、ワキは東国より出でたる僧と名乗ります。
都を見たことがないので、この春思い立って都へ上るといい、三人の道行。武蔵野を発って山また山を越え、都に向かうと謡います。

一行は都の東北院にやって来たという設定で、アイの門前の者が登場してきます。常座まで進んだワキが、狂言座に立ったアイに向かい合う形です。

ワキがアイに問いかけて、この東北院に植えられた梅が和泉式部という名であることを聞き出します。「さてはこの梅は和泉式部と申すぞや」と納得したワキは、花を眺め楽しみます。

すると幕内から前シテ里女が呼び掛けで登場してきます。
何を言っているのかというシテの問いに、ワキは初めて都に上った者だが、この梅を人に尋ねたところ和泉式部というのだと教えられて、感心して眺めているのだと答えます。
このつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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