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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

地蔵舞 山本則孝(喜多流青年能)

大藏流 喜多六平太記念能楽堂 2010.09.25
 シテ 山本則孝
  アド 遠藤博義

この地蔵舞もブログ初登場です。大藏、和泉両流にある曲ですが、このところ山本家以外の上演をほとんど見かけないような気がします。4、5年ほど前に観た時も山本家の上演でした。

舞台にはまずシテの出家が登場してきます。後から長上下を着けたアドの男が出て、シテが常座に立つと笛座に下がって着座し控えます。もともとはシテが次第の囃子で出て次第を謡う形のようですが、狂言の次第は省略されることの方が多いですね。
シテは無地熨斗目に青の水衣、括り袴をはいて頭巾を被り、手には黒塗りの笠を持った旅の僧という次第で、都見物に出かけてきたと名乗ります。

笠を被ると舞台を一回りし、常座に戻ると日も暮れてきたので宿を借りたいものだと言います。ずっと向こうに光が見えるなどと言いつつ、さらにもう一回り舞台を廻って常座に立つと高札(タカフダ)に気付きます。
シテが高札を読み上げますが、往来の者に宿を貸すこと固く禁制なりと書かれています。これは困った出家ですが、高札を見なかったことにして宿を借りようと言って案内を乞います。

この案内の声にアドの男が立ち上がってきます。
出家は宿を借りたい旨を述べますが、主人は高札に所の法として往来の人には宿を貸さないとあったろうと言い、宿を貸すことを断ります。
すると出家は一計を案じ、主人に笠を預かってくれと申し出ます。自分は出家の身なので「野に伏しても、山に伏しても苦しうござらぬが、この笠は師匠から譲られた笠でござるによって」預かってくれと妙な依頼をします。

主人は快く笠を預かることにし、出家は立ち去ることになりますが、このつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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