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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

殺生石 豊嶋三千春(ユネスコによる無形文化遺産 能楽)

金剛流 観世能楽堂 2010.12.11
 シテ 豊嶋三千春
  ワキ 高安勝久、アイ 野村万蔵
   大鼓 國川純、小鼓 幸清次郎
   太鼓 小寺佐七、笛 一噌庸二

殺生石は割と良く上演される曲ですが、巡り合わせもあるのか観るのは二十年ぶりでしょうか。しかも今回は女体の小書つき。この小書は金剛と喜多にありますが、もともとは金剛流独特のもので、喜多流には昭和になってから贈られたのだそうです。そう言えば竹生島の女体も金剛流と喜多流にだけありますし、絵馬の女体は喜多流だけだったでしょうか。この両流にのみというところが不思議です。

さて舞台には常の殺生石同様に、一畳台と作り物の岩が運び出されてきて大小前に据えられます。
笛のヒシギから次第の囃子が奏されてワキ玄翁が登場してきます。源翁とも書くようですが南北朝時代に活躍した曹洞宗の禅僧で、殺生石を封じたと言われています。その時に石を鎚で打って割ったので、それにちなんで金槌を玄能(げんのう)というという話を聞いたことがあります。

登場したワキは白の大口に黒系の水衣、掛絡をかけて金の角帽子を沙門付けにしています。名のある禅僧に相応しいような装束。アイの能力が続きますが、こちらはいわゆる能力出立で払子を付けた柱杖を持っています。
ワキは常座に進み、アイは狂言座に控えて、ワキの次第謡。名乗りから道行を謡い。奥州から都に上る途次、那須野の原にやってきます。
さてこのつづきはまた明日に
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