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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

大般若 観世喜正(のうのう能)

観世流 国立能楽堂 2011.01.30
 シテ 観世喜正
  ツレ 小島英明 桑田貴志 坂真太郎 古川充
  ワキ 森常好、アイ 高野和憲
   大鼓 柿原弘和、小鼓 観世新九郎
   太鼓 観世元伯、笛 一噌隆之

この日、番組の最初に中村健史さんの解説があり、この大般若という曲の成り立ちをはじめ、真蛇の面についてなど、様々に興味深いお話がありました。
能の始まる前に曲の解説を聞くと、実際に演能を観る際によりよく分かる気がします。特にこの日の中村健史さん、どういうお仕事の方なのか、また能楽とはどういう立ち位置の方なのか存じませんが、大変に面白い解説でした。関西の方のようで話が実に軽妙です。能の解説としてだけでなく、お話自体の面白さを感じたところです。

さてこの曲は1983年に当時の梅若六郎、現梅若玄祥さんが復曲されたもので、五百数十年もの長い間廃絶していたとか。当然のことながら一般の謡本には収録されていませんし、能の曲目解説などにも出てきません。実際に能を観るのであれば、確かに事前にお話を聞くなり、なんらかの対応をした方が良かろうと思います。
しかしこちらはブログですので、むしろ場面の展開に合わせて解説をしていく形の方が分かりやすかろうと思います。
というわけで、まずは次第の囃子でワキの出から。

ワキの森さんが薄い黄色の水衣に金地の角帽子を沙門付けにし、掛絡をかけた僧の姿で登場してきます。この「大般若」は古くは「三蔵法師」などとも呼ばれた曲で、もともとはシテが三蔵法師だったそうですが、やがて深沙大王がシテとなる形に変化したらしく、三蔵法師はワキの役処となったとか。玄奘三蔵の役だけあって、身分の高い僧侶の装束付けとなっています。
このつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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