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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

芦刈のつづき

ワキの着きゼリフ、ワキツレが「尤もにて候」と答え、ワキはツレに向かって「こうこう御座候へ」と声をかけて、ツレ、ワキツレがワキ座に着座します。ワキは常座から狂言座に声をかけ、日下の里の人を呼び出します。
ワキは都から来た者だが日下の左衛門という人はあるかと問います。アイが答えて言うには、以前は此處に居たのだが貧窮して今はこちらには居ないとのこと。ワキは女性を伴っているので報告してくるから暫くそこに待つようにと言って正中に出、ツレに向き合います。

ワキの報告を聞いてツレは、あまりに浅ましいと謡ってシオリますが、ワキに向き直ると暫くこの地に逗留して行方を尋ねようと思う旨を告げます。
これを受けてワキは立ち上がり、アイと向き合うと、しばらく逗留することにしたのだが、この地に何か面白いことはないかと問います。アイはこの浦の市に様々の物売りが出ている中に、難波の芦を売る男が色々と戯言を言って面白いのでご覧になってはどうかと答えます。ワキはそれではその者を見てみようと言い、アイが招じてワキは笛座前に座します。
アイは後見座から幕に向かって芦売り男に呼掛けて狂言座に着座し、一声の囃子になります。

シテの出、白大口、段熨斗目に水衣肩上げ、男笠を被り、芦を担って登場してきます。一ノ松で謡出し。難波江の朝ぼらけを心も浮かぶ面白さと謡い「難波なる 見つとはいはじかかる身に」と謡いつつシカケ開キ。続く地謡を聞きつつ舞台に入ってシカケヒラキ、カケリとなります。
カケリでは角に出て左に回り、大小前に回って回リ返シ。二つ拍子踏んで正中へ出、さらに二つ足拍子踏んでヒラキ、角から常座へと回って正面向いてシカケてヒラキます。
このカケリの内に引廻しを掛けた作り物が出されて幕前に置かれ、引廻しが下ろされます。シテは「立ち舞う市の中々に」と謡って角から幕の方を見やり、地謡で常座へ。回リ返シてヒラキ、芦を置いて笠を外します。
さてこのつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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