FC2ブログ

能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

京都弾丸ツアー

今回はちょっと趣向を変えまして・・・

ことの起こりは1月の金剛定期能。
翁と内外詣の番組だったのですが、金剛流にしかない「内外詣」を生で見るには京都に行くしかないなあと、迷った末に京都行きを思い立ちました。というのも前日の午後は水戸でセミナーがあり、これまた外せないものだったからで、結局、土曜日の夜行バスで京都に向かい、日曜日の観能の後に水戸まで帰ってくるという弾丸ツアーに。以前、金剛能楽堂日帰りもしているので、それに比べれば…ではありますが。
さて水戸駅を21時10分に出るUSJ行きの高速バス「よかっぺ号」、またいかにも水戸らしいネーミングですが、三列独立シートで高速バスとしては居住性の高いものです。
夜行バス バス車内

エア枕、アイマスク、耳栓の3点セットフル装備で臨み、まあまあ眠れたのですが、6時過ぎに京都についてみると、なんと小雪。
小雪舞う京都タワー

とりあえず駅近くのサウナで休憩して地下街で朝食を済ませ、清水坂へと向かいました。
当初の予定ではサウナでゆっくりして、10時の美術館開館に合わせて清水に向かうつもりだったのですが、諸般の事情もあり9時前に清水着。そこで清水寺参詣と相成りました。門や塔も雪を被り、振り返って京都市街をみると雪の中。
それにつけても小雪の中、アジア系観光客の多いこと。
雪の清水寺 京都市街

現在、清水の舞台は改修工事中でネットが張られていますので今回はパス。その代りに三年坂、二年坂と歩き高台寺あたりまで足を延ばしてみました。
三年坂 二年坂

高台寺 高台寺方丈

10時のオープンとほぼ同時に清水三年坂美術館へ。ここは館長である元村田製作所専務の村田理如さんが海外などで収集した、幕末から明治にかけての工芸品などを集めた独特の美術館です。超絶技巧として昨今、テレビの「美の巨人たち」や、東京の三井記念美術館でも収蔵品の一部が紹介されています。
清水三年坂美術館
作品の写真を撮ってくることができないので、ホームページなどを参照いただければと思いますが、安藤禄山の牙彫のバナナや、海野勝珉の金工品など、見てみる価値のあるものばかり。下の写真はリーフレットをスキャンしたものです。
リーフレット表 リーフレット中

ところで金工の海野勝珉、海野美盛などは水戸の出身ということで、当時の水戸金工のレベルの高さも解説されていました。しかし恥ずかしながら私は水戸の金工についてほとんど知らず、周囲に聞いてみても知らないという人ばかり。茨城県民の多くが知らないのではないかと思います。そんなところも、魅力度最下位に繋がっているのかな…などと。
ちなみに海野氏は「うんの」と読み、静岡や長野などに多い名字だそうですが、茨城にも少なからずあって、私の父方の伯母の嫁ぎ先も海野です。

さて美術館を後にしてバスで烏丸丸太町へ。東京もバスがどのあたりを走っているかバス停に表示されますが、京都のバス停も便利。地方都市もこういうところが充実するといいのになあ、などと思いつつ。
京都のバス停

烏丸丸太町から金剛能楽堂へと歩いてみました。能楽堂の先に「とらや」の京都一条店があります。
とらや
店の前の通りを左に入ると虎屋菓寮という、とらやの甘味が楽しめる店があり、寄ってみようかなと思っていたのですが、能楽堂の前を通ると既に開場待ちの列ができています。まだ開場まで時間はあったのですが、列を見てしまうと落ち着いて甘味でもなくなってしまい、今回は断念。私も列に加わりました。
金剛能楽堂
お正月らしく、舞台にも飾り付け。鏡板にしめ飾りを飾るのは金剛流独特かもしれませんね。
能楽堂舞台

というわけで金剛流の翁、内外詣に、茂山家の佐渡狐を堪能してきました。
舞台の様子は、まだ昨年12月の九皐会、1月の九皐会の様子を書いていませんので、順に暇をみて書いていこうと思います。
スポンサーサイト



 | HOME | 

カレンダー

« | 2019-02 | »
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 - -

月ごとに

カテゴリー

カウンター


最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィールなど

ZAGZAG

頑張らない、をモットーに淡々と行こうと思っています。