能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

福の神 山本東次郎(代々木果迢会別会)

大藏流 国立能楽堂 2008.12.21
 シテ 山本東次郎
  アド 山本泰太郎、山本則孝

平成20年最後の狂言鑑賞は、東次郎さんの福の神。年末年始には良く上演される曲なので、鑑賞記にも何度か登場・・・と思って調べてみたら、このブログではまだ取り上げていませんでした。ということはもう三年くらい見ていなかったということですね。我ながらちょっとビックリ。

いわゆる太郎冠者もののように、大笑いする狂言ではありませんが、年末年始にふさわしいお目出度い狂言です。
まず登場するのは一人の男、大晦日を迎えて、毎年のように福の神の御前(オマエ)で年を取ろうと連れだって出かけることにし、毎年同道する人の家に誘いに寄ることにします。アドの泰太郎さん、常座で語った後に舞台を廻り、則孝さんが待つ笛座あたりに寄って声をかけます。

さて二人して、福の神の社にやって来た風にて舞台を廻り、正先近くに二人並び、着座して社を拝します。道々、こうして毎年参詣しているうちに、だんだん富貴になってくるようだと先の男が言い、たしかに段々たのしうなるようだと後の男も相づちを打ちます。
たしか和泉流では、毎年の例で出雲の大社に参るとしていて、相変わらず息災で年籠もりするのは目出度い、といったやり取りだったと思います。富貴になるという話はなかったと記憶していますが、微妙に違いがありますね。

さて二人並んでの拝礼の後、先の男、泰太郎さんが、そろそろ豆をはやす時分だが、豆の用意はあるかと問いかけます。年取りで豆をまくという次第ですが、則孝さんの方は用意がないと答え、それならば私に用意があるので豆をはやそうと先の男が言って、豆まきをすることになります。
このつづきはまた明日に
*** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** ***
このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://zagzag.blog72.fc2.com/tb.php/1030-8ecb5c21

 | HOME | 

カレンダー

« | 2018-07 | »
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

月ごとに

カテゴリー

カウンター


最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィールなど

ZAGZAG

頑張らない、をモットーに淡々と行こうと思っています。

FC2Ad