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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

善知鳥について

先ほど「10万アクセスの御礼」を書きましたが、今日はもう一つ。先月の五雲会、最後の曲に関して、少し書いておこうと思います。

今回は時間の都合で善知鳥を最後まで観られませんでしたので、鑑賞記という形では記載しませんが、思ったことなど少しだけ書いておこうと思います。なおこの曲に関しては、観世流武田尚浩さんの演能について鑑賞記()を書いています。善知鳥という鳥をめぐる話はそちらで触れていますので、ご参照いただければと思います。

前場、舞台上にはまず出し置きでツレと子方が登場しワキ座に着座します。
子方は高橋希クン。地謡で出ておられた高橋亘さんのご子息ですが、なかなか堂々としたもの。将来楽しみなお子さんです。こうして芸って、伝えられていくんだなあとしみじみ思った次第。

ワキは森常好さんでしたので、名乗り笛で堂々と登場されました。
笛は栗林祐輔さんですが、目を閉じて聞いていると本当に松田弘之さんの笛と似ています。弟子が師匠の芸に似るのは当たり前・・・かもしれませんが、同質の良い雰囲気が漂っている感じがします。
おそらくは相当な稽古をされたのでしょうね。まだ三十そこそこのお若い笛方ですので、これからだんだんと、ご自分なりの方向に進んで行かれるのでしょうけれども、それはそれで楽しみに思っています。

この日のシテは今井泰行さん。正直、呼び掛けで出てこられて、橋掛りでワキとの問答になっただけで、上手いなあ・・・としみじみ思った次第です。
陸奥に下るワキ僧に、蓑笠手向けて欲しいと頼んだものの、ワキから何かの印を求められて「実に確かなるしるしなくては」の後の「や」の一声、一ノ松にふと立ち止まった形での一声が実に趣き深く聞こえました。

本来ならば、一曲全部見たかったのですが、やむなく時間の都合もあり途中で失礼しました。できるだけ見所の迷惑にならないよう、一番後のドア側の席で中入まで見た後、そっとおもてに出て、時間のある限り、ロビーのモニターで拝見しました。
やっぱり掛け持ちなどと、あまり大胆なことを考えない方が良かったかもしれません。
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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