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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

釣狐さらにつづき

殺生石の物語をあらためて記載することはしませんが・・・そういえば、このブログを書き始めてから、まだ殺生石の鑑賞記を書いていませんね。殺生石も久しく見ていない曲になっています。
ともかく、シテは殺生石の物語を語り、猟師に狐の執心の恐ろしさを伝えようとします。この語り、葛桶に腰を掛けての場合もあるようですが、この日は常座に立ったままで語られました。これまたキツそうな感じです。

シテは長い語りの後、かくも狐の執心は恐ろしいので、狐釣をやめるようにと重ねて猟師に意見します。猟師もそのような恐ろしい話は始めて聞いたと、「ふっつと狐を釣ることではござらぬ」と狐釣をやめる約束をします。
伯蔵主はさらに狐釣の道具を捨てるようにと求めます。後ほど捨てようという猟師に、重ねて愚僧の目の前で捨てて下されとシテが求め、猟師は後見から道具を受け取って伯蔵主の目の前に「これでござる」と突きつけます。

シテはこの道具に「なまぐさや なまぐさや」と身を捩って不快を表し、猟師はワキ座前に道具を捨てます。

さてもくろみ通りに事が運んだ伯蔵主は喜び、寺へ帰ると立ち去る形になります。猟師は笛座前に下がり、シテは、このようなときは「小歌節でもとの古塚へ戻ろうと存ずる」と言って、小歌を謡いつつ舞台を廻ります。

杖をつきつつ舞台を廻りますが、ワキ座あたりで先ほどの道具に杖があたり慌てて飛び退きます。あろうことか、自分の帰り道に罠を捨てておくとは、あの猟師は執心の深い恐ろしいヤツだと、そんなことを述べますが、さてその置かれた道具が気になる様子。
今まで見たことがないので、近寄ってみようと道具に寄り、杖でつついたりします。

若狐どもが罠にかかったのも道理、「上々の若鼠を油揚げにしてある」とえさの様子などを語ります。
さてこのつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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