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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

千歳と三番三のつづき

翁の所作、舞については省略させていただきますが、翁之舞を舞い終えると翁還りになり、翁太夫が静かに退場します。三番三は士烏帽子を剣先烏帽子に着け代えて座し、翁の退場、さらに揉み出しの手が打たれ始めるのを聞く形になりますが、榎本さんの緊張がこちらまで伝わってきます。披き、それも三番三の披きではさぞや緊張されたことでしょう。
やがて三番三が立ち上がり「おーさえ おーさえ」と謡い出し、揉ノ段となります。
声を出し始めたら落ち着かれたように感じましたが、ともかく大変に元気のある揉ノ段で、まさに式三番にふさわしい舞でした。
なんだか、実に良かったなあと、観ている方も嬉しくなるような、感じるところのある揉ノ段でしたが、烏飛びのところは、吉次郎さんのときもそう思ったのですが、両足を揃えて跳ぶのではない形で、これはこの家の形なんですね。ちょっと軽めの感じになります。
揉ノ段に続いて、今度は黒式尉の面を着けて、面箱との問答になります。
宮本さんも榎本さんも、いつも狂言で拝見する時は、概ね人の良さそうな雰囲気の役柄が多くて、柔らかい印象を受けていますが、この日は大仕事をしているというような、力強い雰囲気でした。

さて面箱から鈴が渡されて鈴ノ段になります。
さすがに揉ノ段で相当なパワーを使った様子で、さらに面を着けての舞ですので、かなり体力的に厳しかったような印象を受けましたが、無事鈴ノ段を舞上げて退場となりました。

とにもかくにも、おめでとうございます。お疲れ様でした・・・という次第。
(64分:当日の上演時間をおおよそで記しておきます)
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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