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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

佐渡狐 野村万作(牛久市民能楽鑑賞会)

和泉流 牛久市中央学習センター 2009.7.4
 シテ 野村万作
  アド 高野和憲 深田博治

今回、頂いたチラシやパンフレットの表記通りに配役を書きましたが、万作さんが奏者役で、高野さんが越後のお百姓、深田さんが佐渡のお百姓でした。
和泉流の本来の扱いだと、深田さんがシテ、高野さんがアド、万作さんが小アドになると思うのですが、このあたりは何かお考えがあっての記載なのかも知れません。
他の会などでも、重鎮の先生がもともとの小アドの役をされる際に、番組のシテの場所にお名前を書く例もよく見かけますね。

さて佐渡狐。このブログでも今年2月と3月の二度にわたって取り上げていますが、いずれも大藏流で、しかも大藏彌太郎さんと善竹十郎さんご一家の上演。今回は和泉流ですので、いささか違いもあり、そのあたりを含めて、触れてみようと思います。

まず舞台には越後の国のお百姓の高野さんが登場してきます。段熨斗目に掛け素袍という、脇狂言のうち百姓の類にお決まりの装束です。毎年の嘉例として上頭に年貢を持って上がることを述べ、似つかわしい者と同道しようと一休みする形でワキ座前に座します。

すると代わって佐渡のお百姓の深田さんが登場してきます。こちらも段熨斗目に掛け素袍の同装ですが、二人とも文様は同じで松竹梅と折り鶴の目出度い柄。高野さんの方は茶の地に松竹梅とネズミ地に折り鶴の組み合わせで、一方の深田さんは緑の地に松竹梅と朱の地に折り鶴が組み合わされた柄。こうした取り合わせもちょっとしゃれています。
余談ですが、狂言の装束というのは見ているとなかなか面白いもの。肩衣の背に大きく蜻蛉が描かれていたり、大変斬新なデザインに驚くことが少なくありません。
そんなところを見てみるのも、ちょっとした楽しみです。

さて後から出た佐渡のお百姓に、越後のお百姓が声をかけて、同道することになります。さてこのつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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