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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

死神のつづき

死神はあきらさん。白装束に面をかけて見事に死神になりきっています。
橋掛りの欄干に寄って身を投げようとするシテにそっと寄り添っていますが、気配に気付いた男が振り返ってビックリするという趣向。

男は身を持ち崩してもはや死ぬしかないと思うものの、死にたくはないという素直なところを明かします。
ところが死神が言うには、まだ男の寿命が尽きていないので、死のうとしても死ぬことは出来ないという話。仮に川に身を投げてもたまたま舟が通りかかって助かってしまうとか、寿命が尽きるまではどうしようもないという話です。

しかし、ただ生きていなければならないと言っても、それでは暮らしが苦しかろうと死神はやけに同情的です。なんでも男のことが気に入っているとかいうことで、暮らしのために助けてやろうと言い出します。

死神は男に、死神を見えるようにしてやろうと言います。
大病を患っているような人には死神が憑いているが、その死神が枕元にいるようなら命は助からない。しかし足許にいるならば、呪文を唱えると死神は去らなければならず、するとその人の命は助かるのだという話。
そして妙な呪文を教えてくれます。

本当にそんな呪文で役に立つのかと半信半疑の男ですが、一度で覚えられたか不安なので、これで間違いなかったか死神に聞こうと試しに呪文を唱えると、死神はくるくる回って姿を消してしまいます。
死神は切戸口から退場し、男もこれで何とかなると橋掛りを幕に走り入り、中入となります。
このつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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