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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

舞と働キ

囃子によって、シテが動きを見せるというのは、舞事と働事の大きく二つに分けられます。


舞事は、まさに「舞」で、序ノ舞や早舞といった「○○舞」のほか、楽や神楽、鞨鼓など様々なものが含まれます。
一方の働事は、舞働やカケリ、斬組、立回りなどが含まれます。舞に比べると、具体的な動きのあるものが多いのですが、舞働などはかなり抽象的な動きで、名前の通りに舞と働キの中間的な感じですね。
簡単に言ってしまうと、舞事の方が長く、働事は短め。前者は決まった形を繰り返すような部分が多いのに対し、後者は繰り返しが少ない・・・と、そんなところでしょうか。


舞も、序ノ舞をはじめ○○舞と呼ばれるグループと、楽や神楽、獅子などではいささか構成が違います。
○○舞のグループは、もともと天女ノ舞が基本になり、これが分化してきたと言われています。序ノ舞、真ノ序ノ舞、中ノ舞、天女ノ舞、早舞、男舞、神舞などがありますね。
また笛の調子が変わるものがあって、早舞は黄鐘調で始まり途中から盤渉調に調子が上がりますが、ずっと黄鐘調のままで奏する黄鐘早舞もあります。


逆に序ノ舞は最後まで黄鐘調であるのが通常の形ですが、途中から盤渉調に調子が上がる場合もあり、これは盤渉序ノ舞と呼ばれます。黄鐘調と盤渉調については、いずれ囃子のあれこれの中でふれたいと思っています。


一方、楽や神楽なども繰り返しを基本としていますが、天女ノ舞の系譜とは異なったところから出来上がってきたようで、いささか形式が違っています。

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