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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

半蔀 高橋憲正(五雲会)

宝生流 宝生能楽堂 2009.9.19
 シテ 高橋憲正
  ワキ 則久英志、アイ 竹山悠樹
   大鼓 大倉栄太郎、小鼓 大倉源次郎
   笛 藤田次郎

高橋憲正さんが五雲会で最初にシテをされたのが平成16年五月の草薙。それ以後、17年の俊成忠度、18年の胡蝶、19年の石橋、20年の夜討曽我、そして今年は四月に竹生島と、五雲会での演能は欠かさず拝見してきました。地元金沢でも演能をされていますが、残念ながら金沢まで観能に行く機会がないため、とりあえず東京でシテをなさる会だけでも観ておこうというところです。
草薙を拝見した際、これはまた上手な方が出てきたもの、と驚きましたが、その後も研鑽を積まれている様子。この日の半蔀もしっとりとした良い舞台でした。

このブログでは、以前、金春流本田芳樹さんがシテを勤められた半蔀の鑑賞記を書きましたが、その際にも書いたように、類曲の夕顔を金春・宝生の二流は現行曲としていないためか、観世流などと比べるとやや半蔀の上演が多いような気がしています。
宝生の半蔀といえば、先日も書いたように、英照さんがお元気な頃になさったものの印象が強く残っていまして、本当に優美な一曲だったと記憶しています。

さて舞台には、まず名宣笛でワキ雲林院の僧が登場してきます。藤田次郎さんの笛ですが、一噌流の名宣笛ってこんな譜でしたか、とちょっと思うくらい独特の差し指が織り込まれています。
ワキは則久さん、無地熨斗目に柿色の水衣、角帽子の着流し僧ですが、角帽子の色目が軽く良い感じでした。登場したワキは常座で名乗り。都、北山紫野の雲林院に住居する僧であると言い、一夏の間花を立てたが、安居も終わりとなったので花の供養をしようと正先に出ます。
さてこのつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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