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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

ユネスコ記念能

いやあ今週は出張などもあり、ちょっとばかり立て込んでしまいまして、週の後半は更新が出来なくなってしまいました。
その慌ただしい最中でしたが、久しぶりの出張で東京に出たついでに、国立能楽堂の第7回ユネスコ記念能を覗いてきました。

2001年5月から3回に渡って、ユネスコは無形遺産保護の一環として「人類の口承及び無形遺産の傑作の宣言」を発表していますが、この第1回に能楽が選ばれたことを記念して、能楽協会が毎年秋に「ユネスコ記念能」という催しを行っています。今回はその7回目、高澤祐介さんのシテで狂言「附子」と、今井克紀さんのシテで能「黒塚」という番組です。(ちなみに日本からは、第2回宣言で人形浄瑠璃文楽、第3回宣言で歌舞伎が選ばれています)

留学生の招待があったり、日本語、英語をはじめ10カ国語で記載された能楽入門冊子が配られたりなど、ユネスコ記念にというにふさわしい対応もあって、見所には外国人の姿がたくさん見られたところです。ほぼ満席でしたね。

狂言はお馴染みの附子ですので、誰が観ても笑えるというところです。しかし教科書に取り上げられたりなど、あまりにポピュラーなだけに、逆に能の会などで上演されることが少ないような感じがします。このブログでも取り上げていませんでしたので、少なくとも4年近く観ていないことになります。

能、黒塚は安達ヶ原の鬼婆伝説を能化したもので、観世流では安達ヶ原、他の四流は黒塚と言います。このブログでも喜多、金春、宝生各流の黒塚を取り上げていますが、安達ヶ原と金剛流の黒塚はまだでした。今回の金剛流の黒塚は初見でして、シテの今井克紀さんも初めてです。お父様の今井清隆さんの采女などを観た印象、ネットで拝見するものなどから、勝手にイメージを作っていたのですが、実際拝見してみると随分と予想とは違った印象でした。はたしてこれが金剛流の黒塚の一般的な演出なのか、克紀さんの演技の形なのか、分かりかねるところ。機会あれば金剛流の別の方の黒塚や、今井さんの別曲の上演などを拝見したいものと思っています。
観能記はいずれ・・・
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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