能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

座・SQUARE第9回公演を観に行く

昨日は、金春流の若手四人で結成された会「座・SQUARE」の第9回公演を観に行ってきました。


金春流は大和四座の円満井座を起源とし現宗家は80世金春安明師。つい最近、御尊父信高師から宗家を継承されました。
80世って、いったいいつから続いているんだろうか?と思ってしまいますが、言い伝えでは流祖は聖徳太子時代の秦河勝と言われています。
本当のところはどうなのか、いささか不明ですが、ともかく長い歴史を持っていることは間違いなさそうです。しかも世阿弥の娘婿だった金春禅竹は、世阿弥の影響を強く受けながらも流儀独自の主張を守り、その後の金春流独特の伝統を残す礎ともなったようです。


しかし近年は流勢があまりふるわず、プロの能楽師の数では喜多流などよりも多いものの、人気の面では今ひとつの状況のようです。


そんな中、平成10年に若手能楽師四人が結成したのが「座・SQUARE」。少しだけ年長の高橋忍さんをリーダー格に、辻井八郎さん、山井綱雄さん、井上貴覚さんの四人がメンバーです。
それ以来、毎年会を重ねて今年が9回目の公演だそうです。


私は一昨年の第7回から見始めた新参者ですが、若い演者たちの意気込みが伝わってくるようで、楽しみな会と思っています。
今回は最初に辻井八郎さんの挨拶があり、新宗家安明師の四天王となるべく頑張るといったお話がありました。なんだか気合いが入っていて好感を持ちました。


四人の同人で一回の公演では能が二番ですから、二年見ないと全員の能は観られませんね。
今年は井上さんの忠度と、山井さんの山姥。山姥は先月の浅見真州の会からほぼ一月の間で三番目、ということになりました。
もっとも来年は10周年記念で、翁、羽衣、石橋を四人で演じられるとのこと。
これは来年も観に行かなければ。


観能記は明日以降に・・・

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