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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

六地蔵 大藏吉次郎(座・SQUARE第9回公演)

大藏流 国立能楽堂 2006.7.17
 シテ 大藏吉次郎、アド 宮本昇
 アド 大藏千太郎、大藏基誠


すっぱが仏像の真似をして田舎者を騙すというドタバタ劇。仏師と同じテーマですが、仏師ではすっぱ一人が仏師と仏像を演じ分ける構成なのに対して、六地蔵というくらいで、三人が六体の地蔵を真似ているうちに、真似が露呈するわけです。


人数が多いだけドタバタも大騒ぎで、なかなか楽しい曲。
シテのすっぱも仲間二人共々に地蔵の真似をしますが、和泉流ではシテは地蔵をせずに、あと三名が登場してくる形ですね。


しかし、仏師でもそうですが、田舎者が形が気に入らないというのに応えて様々に印形を変える訳ですが、これが無茶苦茶でばれてしまうという話。
本当に田舎者を騙して儲けてやろうというならば、できるだけそれらしい形をすればいいわけですが、それでは喜劇にならないということでしょうか。いつもながら不思議な構成だなあと思う次第。


すっぱと仲間たちは、最後に笑いながら、許してくれと逃げていきますが、儲けようというよりも、田舎者を嬲ってやろうとした、ということなのかもしれませんね。

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