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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

柑子 山本東次郎(喜多流職分会自主公演能)

大藏流 十四世喜多六平太記念能楽堂 2010.02.28
 シテ 山本東次郎
  アド 山本則俊

柑子(コウジ)、まあ蜜柑の一種とでも言ったらよいでしょうか、酸っぱいだけの橘と何かの雑種だとか。ともかくも古い時代にはよく食べられていたようです。
その三つ生りの柑子を預けられた太郎冠者が、三つとも食べてしまって言い訳をするという、他愛もないと言えば実に他愛のない話であります。

しかし、案外趣のある小品でして、シテの力量が問われる曲でもあります。
平成18年に野村萬さんのシテで拝見して、簡単にブログでも触れています(鑑賞記初日月リンク)。この日は東次郎さん。こういう方達がシテを勤めると引き立つ・・・というところ。

さて舞台には例の如く長上下のアド主、山本則俊さんが常座へ出、夜前ある人の所へ振る舞いに行き何かをもらって太郎冠者に預けたのだが、忘れてしまったと独白し、太郎冠者を呼び出して尋ねてみようと冠者を呼びます。

呼ばれて進み出た太郎冠者に、主は「大酒のうえで何やらもろうて汝に預けたがあれは何であったか」と問いかけます。
太郎冠者も忘れてしまったと言いますが、実は三つ生りの柑子を預かっていたものの、もらったものだと思い全部食べてしまっていたという次第で、横を向いてその子細を独白します。。
問答の内に主が三つ生りの柑子と思い出し、さてあれを出せと太郎冠者に求めます。
さてこのつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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